鏡を見て顔のシワやたるみが気になってきたら、顔の筋トレを始める人も多いですよね。
書店やインターネットショップでも、小顔になるための表情筋エクササイズやマッサージの本が出ているのをよく見かけます。
いろんな種類のトレーニングの本があるので、どの運動がいいのか迷ってしまう人もいますよね。
そんなあなたに今回は、シワとたるみの改善に効果的なトレーニングについてお話ししたいと思います。
表情筋とは皮膚についている筋肉で、コラーゲンのほかに様々なタンパク質でできています。
また、皮膚と同じように、表情筋も年齢を重ねるとともにたるんでいき、二重あごや口角が下がる原因になります。
たるみを解消するために、あいうえお体操や、頬を片方ずつ上に引き上げるなどのエクササイズがありますが、これらは継続すればするほど表情ジワを深く刻んでしまうので、逆効果になってしまうんですよ。
私も顔のたるみが気になり出したときに、表情筋エクササイズを続けていたんですが、すればするほどほうれい線が深くなってしまったので止めてしまいました。
表情筋エクササイズは、お金がかからないし、気軽にできるというメリットがありますが、症状が酷くなってしまうので、あまりオススメはしません。
反対に、マウスピースなどの口にはさんで使う市販のグッズや、器具を使った筋トレならシワを深くしないのでオススメですよ。
また、ふだんから口はしっかり閉じて姿勢を正し、首のラインを意識するように心がけると、気付かないうちに表情筋が鍛えられてたるみの予防になります。
シワやたるみの改善や予防に効果的なトレーニングを紹介しますね。
効果的なトレーニングを続ければ、シワやたるみもどんどん改善されて小顔になっていきますよ。
舌ぐるぐる筋トレ
1、口を閉じたまま、上あごを舌で前後になぞります。舌の奥の筋肉を使うイメージで。
2、頬も同様に舌を動かしながら押していきます。皮膚をのばすのではなく頬やあごまわりの筋肉をきたえるイメージで。
(引用元:正しいエイジングケア事典)
舌ぐるぐる筋トレをするときのポイントはこちら
・くちびるは閉じたままで行う
・早く回すよりも、ゆっくりやる方がgood(舌の根元の筋肉が鍛えられるから)
・舌を回す目安は、一周5秒くらいかける
これらを意識すると、より効果が出やすくなりますよ。
ペットボトルを使った筋トレ
1、500mlのペットボトルに少量の水を入れます。はじめは空のボトルから行ってみても。
2、唇だけでペットボトルの口をくわえて持ち上げ、10秒数えます。これを3セット行います。慣れてきたらペットボトルの水を増量します。
※あごの関節に痛みがある人は行わないでください。
(引用元:正しいエイジングケア事典)
ペットボトルを使った筋トレは口輪筋を鍛えるのにとても効果的です。
口輪筋が鍛えられると、口周りがリフトアップされてスッキリしてきますよ。
マウスピース筋トレ
1、マウスピースを唇の間にはさみ、口を「い」の形にします。
2、唇の横の筋肉に意識を集中し、ゆっくり縮めて「う」の形にします。口先を突き出さないように。これを繰り返します。一日3分程度が目安。
(引用元:正しいエイジングケア事典)
マウスピース筋トレをやってみたんですが、意外とキツいです。
唇の間にはさんで、マウスピースを縮めることを何回もやるのが、予想以上にキツくて3分がとても長く感じました。
主に口の両端の筋肉を、縮めたり伸ばしたりするので、口もとのたるみの改善に効果があります。
こちらも、フェイスラインを引き締めたい人にはオススメです。
マッサージでリフトアップすることは、残念ながら期待できません。
何故なら、たるみの原因は「下がる」ことではなく、「弾力がなくなる」ことだからです。
例えていうと、柳の葉を上に引き上げようとしてもすぐに下がってくるような感じです。
顔がたるんで下がっている状態は、柳の葉が垂れ下がっているのと同じ状態です。
なので、どんなに顔を頑張って引き上げても、手を離したらすぐに下がってきてしまいます。
また、無理に引っ張ってしまうと、コラーゲンを傷つけて、たるみを加速し、ますます酷い状態になってしまうので、逆効果になってしまうんですよ。